私たちの意識がいかに物質に影響を与えるのか、それを目に見える形で体験していただいているのが、スプーン曲げのワークショップです。
硬いスプーンを超能力で曲げる!!のではなく・・・力技で曲げるのですが、
「スプーンは硬い」と脳が信じていると「硬いから曲げられない」という意識が働いて、どんなに力を入れても曲げることができないのです。
でも、「スプーンは実は、ぐにゃぐにゃで柔らかいんだよ!」っと言って、グニョっ!グルグル♪と曲がる瞬間を見せると、参加者の脳が「え?スプーンって柔らかいの???」と混乱し、新しい概念を見せられて動揺します。そして、「そうなんだ!スプーンはグニャグニャで柔らかいんだ!」と信じた人から、次々にスプーンを曲げていきます。
面白いことに、みんなで一緒にスプーンを曲げると、スッと曲げられる方もいれば、なかなか曲げることができない方がいて、曲げることができない方が他の方と自分を比べてしまい「どうして私だけ曲げられないんだろう!」と「曲げることができない私」を意識すればするほど、残念ながらスプーンは一向に曲がってくれません。これは、「スプーンは硬い」ということと、「私は曲げることができない」ということをどんどん脳が信じてしまうからなのです。
ところが、「スプーンは柔らかい」ということに集中してもらい、ちょっと他のスプーンで試してもらうとグニョっと曲がります。そして、一本曲げることができてしまうと最初に曲げることのできなかったスプーンも、あっさりと曲げてしまうのです。
ついさっきまで、「曲がらない!」と絶望していたのに、「あ、曲がった!」とさらっと曲げてしまう姿は、爽快です。
そんな体験すると、自分の意識がいかに物質に影響を与えるのか、また自分の力にも影響を与えるのかを思い知ります。結局、自分が何を信じているかで起こることも変わってくるのです。
私たちは「スプーンは硬い。だから曲げられない」という現実を作り出すこともできるし、「スプーンは柔らかい。だから、グニョっと簡単に曲げられる」という現実を作り出すこともできるということです。
現実を変えたいなと思ったら、自分が何を信じているのかを明確にして、それを変えることです。「スプーンは硬い」という固定概念を「スプーンは柔らかい」という固定概念に変えてしまうことで、「スプーンを曲げる」という現実は簡単になりました。この自分の中にある信念、固定概念、正しいと思っていることが、何かを困難にしているのなら、その信じていることを変えてみればいいのです。そうやって、どんどん新しい概念を刺激として脳に送れば、カチコチに固まった脳もどんどん柔らかくなるでしょう。
次のキーワードについて、
①望む幸せな現実
②その現実を難しくしているこれまでの固定概念
③その現実を簡単にしてくれる新しい固定概念
を考えてみてください♪
とこんな感じです。では、練習に次のキーワードで考えてみてください。
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